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【金継ぎ教室 初心者の体験実録】20日目|漆工芸編|拭漆(ふきうるし)の工程「目止め(めどめ)」に挑戦!

金継ぎを超えて新たな漆工芸実践中です♪

表面を滑らかに研ぐ

サンドペーパー空研ぎ320番で研ぎます。

前回、刻苧を埋めた上からも◎

目止めに使うグッズを準備!

定盤、下地刷毛(はけ)、ヘラ(白いプラスチック)、砥の粉、のり、水、生漆、ボロきれ5-6枚

下地刷毛は「筆洗(ひっせん)」で洗いっておきます。

灯油が入っている筆洗

ハチ錆漆(はちさびうるし)を作ります!

  1. スプーン1杯分の砥の粉を出します。
  2. 水を加えて混ぜ、マヨネーズより柔らかい、ゴマドレッシングくらいの固さにします。
  3. その全量の20%くらいの量の「のり」を加えて混ぜます。
  4. その全量の20%くらいの量の生漆を加えて混ぜます。
Oh Yeah~!! これがハチ錆漆

ハチ錆漆を板に塗っていきます

先生の華麗なる手さばきをビデオに録り、初めて動画編集してYouTubeにアップしました!

(その後うれしすぎて、InstagramやらTwitterやらアップしまくりました笑)

35歳、動画は見るだけだった私もYouTuberに!!

どや!!!

塗っては拭くを手早く繰り返します。(早く拭かないとムラになります)

用語解説:「こば」は、木材の繊維方向と平行に切った切断面、「こぐち」は、木材の繊維方向と直角に切った切断面の呼び方です。

広い面には、名刺のサイズくらいずつハチ錆漆を塗って、すぐ拭き取りましょう。

名刺サイズ(1/4ずつくらい)
ハチ錆漆は時間が経つとだんだん茶色くなっていく…(定盤の上)

ハチ錆漆がムラになったら

写真とりながらやっていたら、案の定ムラだらけになりました。

自分でやったら先生のと大きな差!

布を水で濡らして拭いて、ムラをなくします。

あんまりやっていたら、せっかく塗ったハチ錆漆が全部取れていくような…

練習が必要です。

先生の力を借りて、完成

いつものように漆風呂で保管。

お片付け

悲惨な状態になった定盤は、布で拭き取り、菜種油を落とします。

安心してください。先に定盤をきれいにしなくても、下地刷毛を菜種油で落としているうちに、定盤も一緒にきれいになっていきます。

下地刷毛の根元にもハチ錆漆が付いているので、菜種油で洗う⇒ヘラでそぎ落として油を出す⇒ティッシュで拭くを5回くらい繰り返します。

次回は…

次は、生漆を塗って拭き取る「目止めの固め」という工程です。

To be continued…

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