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【金継ぎピアス・アクセサリー】瞬間接着剤と合成うるしのワークショップ

金継ぎはお皿や陶器が主流ですが、たまたま見つけたアクセサリーの金継ぎ教室に行ってきました!

金継ぎピアス・アクセサリーのワークショップ in 東京

Maker’s Base Tokyo

都立大学駅から歩いてすぐの場所にある、可愛いワークショップのお見せです。

https://makers-base.com/tokyo/event/detail?event_id=787

金継ぎピアス・アクセサリーのワークショップに費やした金額・時間

Maker’s Baseでは金継ぎに限らず、様々なワークショップが開催されており、気軽にオンラインで予約することができます。

今回私が参加した金継ぎピアスワークショップのお値段は、4,320円でした。(両耳でガラス4つ選んだ場合)

プラス500円払うと、さらに2個ガラスが選べるそうです。

できるだけ価格を抑えたかったので、私は通常の4点飲みにしました。

(というより、これ以上ガラスを増やすと、重すぎて耳に負担がありそうな気もしました笑)

金継ぎアクセサリー作りに費やした時間ですが、予約した1コマである1.5時間(90分)もかからずに、簡単に作れました!

実際に手を動かして作る作業の時間はもっと短く、実は90分の内、25分間は、可愛いガラス選びに費やしました…(優柔不断。)

私が選んだガラス4点とデザイン案はこちらです。

金継ぎピアス・アクセサリーの作り方

このワークショップに参加した時、「全てをこの一回で習得してやる!!」と心の中でかなり燃えていて、使ったもの全てをしっかりメモしていました (˃̵ᴗ˂̵)و.

①選んだガラスを、接着剤でくっつけます。

2液に分かれている接着剤を1:1で混ぜると硬化が始まるので、混ぜた接着剤をすぐにガラスに付けます。

接着面にぷっくり多めに塗るのが◎

ガラス同士をくっつけたら、固まるまで待ちます(5分くらい)。

②ついに漆の登場!

下の写真のワシン工芸漆は、かぶれないタイプの漆だそうです。

(そのかわり天然のものではなう、高温は耐えられず、食器に使えないかも、とのこと)

※のちに、これは伝統的な金継ぎではなく、

「簡易金継ぎ」と呼ばれる、

接着剤で簡単に行う、現代版の手法であることを知りました。

(この時は「これが金継ぎか~!!」っと思っていました。)

③接着したところに、合成漆を薄く塗ります。

厚く塗りすぎると乾くのに時間がかかってしまうので、薄く塗ることを心がけます。

合成漆を塗った上には、後で金粉をつけることを念頭に置きながら、塗ります。

④ドライヤーで合成漆を少し乾燥させます。(10分くらい)

⑤金粉を、ハケを使って、合成漆の上に塗ります。

⇧ふぐ印の真鍮(この時は、本物の金粉と銀粉と思っていました)

金色と銀色かありますが、私は迷わずオーソドックスな金色を選択しました。

(そして、参加者みんな、金を選んでいました)

金を蒔いたあと。いい感じに光っています!

⑥不要な金粉を取り去る

めん棒に水を付けて、グラスについた余計な金粉をふき取ります。

⑦ピアスのパーツを付ける

できあがったグラスの裏に、ピアスの金具の針を接着剤でつけて、出来上がり(*≧∀≦*)

これ、私が作ったんです!売ってるみたい(*´꒳`*)

普通に買ったら1000円以上しそうな感じです!!

アクセサリーがいっぱい!Makers’ Baseの店内

ハンドメイドでセンスのいい金継ぎピアスやイヤリングがたくさん売られていました。

ワークショップで講師を担当していた若いお姉さんが

デモンストレーションのために金継ぎピアスを作っていたので

余剰にできた金継ぎを売っているのかもしれません。

他にもMakers’ baseではいろいろなワークショップの作品を販売していました。

定番の、器の金継ぎ(お皿かわいい!)

陶芸もありました。

金継ぎピアス・アクセサリーのワークショップを終えて

「金継ぎ」という言葉を知ったばかりの未熟な私には、1日完結の金継ぎワークショップを実践して

分かったような気持ちになりました。

そして、「金継ぎはこんなにかわいいんだー♡」と思える体験でした。

後に、伝統的な金継ぎは1日ではできず、大変奥が深いものだと知ることになりるのですが…(乞うご期待!)

この時は、将来金継ぎに人生を注ぎ、会社をつくるための、素敵な最初の体験になりました(*´꒳`*)

追記:2021.9.27

この記事は、Yukiがまだ金継ぎの会社を設立する前に書いた、金継ぎを知ってまだ初期の時代のブログです。

漆を使った伝統的な金継ぎと、「新うるし」とよばれる合成の液剤の違いもまだわかっていなかった頃で、「金継ぎってこんなに簡単にできるんだ!」と目を輝かせて、漆の世界に飛び込んだのです。

金継ぎの世界への入り方はいろいろですが、分断されていたり、割れて粉々になったものをくっつけて、そのつなぎ目を装飾する美しさを知ったきっかけです。

また材料が合成で短時間でできることを除けば、根本的にやる工程の大きな流れは、伝統金継ぎも同じです。

この後、自分でもいろいろと金継ぎアクセサリーを作りたいと思い、挑戦した記事を書きました。

(下記リンク一覧)

金継ぎピアス・アクセサリーでよく使われるガラスは、「シーグラス」と呼ばれるものが多いのですが、これがなかなか手に入らないんです。

どこかの国で割れた瓶が海に流されて、海の水と砂の摩擦で少しずつ小さくなり角が丸まって、美しく透明な石のようになるんです。

海辺に落ちていて無料で拾えるそうなのですが、海の近くに住んでいるわけではないので気軽に手に入らず、いつか素敵なシーグラスをゲットしたいなぁ、とずっと思っています◎

天然石なんかも、かわいいなぁ。

こういった自然の素材で、いつかいろんなものを継いでみたいです^^

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