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【ガラス金継ぎ 初心者の体験実録】表参道の教室 彩泥窯(さいでいがま)ガラス1日目 、グラスの割り方

今日から新しく、ガラスの金継ぎを始めました!

まずはグラスを割るところから…(ごめんなさい。。)

実は同じガラスのコップを2個家で使っていたのですが(100均で購入)、教室で教えてもらうために朝、1つを家で金槌で割ったところ、ことごとく粉々になってしまったため、もう1つを彩泥窯にもってきて、先生に割ってほしいとお願いしました(泣)

割れすぎないようにテープをぐるぐる
えいや!
いい感じに割れました◎(分かる?)

やっぱり、先生はプロだ…!!!

続いて、割れを樹脂でくっつけます。(本末転倒。。。)

教室では早くくっつけるため、5分で硬化するジェル2種類を混ぜ合わせます。

ここに金粉を入れて…(代用金粉という名前で、アルミなど入っていて純金より安いそうです)
まぜませ
これを割れ面に塗っていきます。
左から右へ、手元にひいていくように…(難)
丁寧に1発でくっつけます。
これをマスキングテープで固定します。

金粉の入った接着剤をつけることで、ガラスの器を斜めから見たときに、割れ面も金色になって美しくなるそうです◎

接着剤が乾いてきたら、完全に乾ききる前に、カッターではみ出た部分を切り取ります。
続いて、欠けた部分を埋めるパテを作ります。エポキシという物体を小さくこねこねします。
小さい欠けにはアルコールを少しつけて、エポキシを柔らかくしてくっつけます。

アルコールは接着した金の樹脂につかないように注意!(溶けるようです)

欠けを埋める瞬間!
少し時間をおいて乾かし、こちらも完全に乾ききる前に、丁寧に余分をカッターで切り取ります。
今日はまだ使わなかったけど、次回は「ガラス漆」を塗っていきます!

ガラス漆は2~3か月かけてゆっくり器に定着するそうです。

伝統的な金継ぎでは、漆を塗る前に器を研磨して、漆の食いつきをよくしますが、このガラス漆は、ガラスを事前に研磨しなくても大丈夫だそうです◎

伝統的手法からいろいろ工夫されて、金継ぎは進化しているのですね!!

次回へ続く^^

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